添い寝してくれてありがとう。嬉しかった。
いつも枕の高さを気にしてくれてありがとう。
やんちゃだった時でも、いつもいい子だって信じてくれてありがとう。
追いかけっこ、引っ張りっこ楽しかった。
ご飯、美味しかった。
お肉、美味しかった。
ママは弱い人だから、僕が守ってあげなければならないと思ってた。
でも、僕はもう歳だから・・・限界まで頑張ったんだけど。
僕は楽しかった。自分の人生を精一杯生ききったよ。
最期は苦しんでないよ。
ママ、ちゃんと見てたでしょう。
僕、なんかもう眠くなっちゃったんだよ。
「でも、血を吐いたりしてた・・・」と言う私に
だって、出すものは出さなきゃダメでしょう?って。。。
「寝たきりになった時は辛くてじれったかったでしょう?
それでもよく頑張ったね。えらかったね」って私が言ったら
ありがとう。「えらかったね」って言ってもらえるのは嬉しい。
大吾郎はまだ虹の橋には行けてないみたい。
まだ・・・家の中に、私のそばにいるみたい。
合図は?って聞いたら
匂いだよって。。。
確かに匂いを感じる時はある。
でもそれは、いろんなものにしみついたあの子の匂いなんだと思ってた。
強く匂いを感じる時、僕はそばにいるよ、って。
いつまでここにいてくれるの?いつ向こうに行ってしまうの?って聞いたら
それを言ったら、ママ、悲しくなるでしょう?って。。。
あの子は賢い、そして、どこまでも優しい。。。
亡くなったあとまで、私のことをこんなにも心配してくれるんだ。
今朝はまぶたが腫れ上がってた。
やっぱり私は弱いのかな・・・涙がずっとずっととまらない。
でも・・・大くんの気持ちを聞いたあとの涙はすこし温かい涙だった。